から揚げを造るのは親父の仕事

から揚げを造るのは親父の仕事

我が家には食べ盛りの子供がふたり、息子は小学6年生で娘が小学4年生です。
まあ、とにかくよく食べるんです、子供というのは。
特に肉系が大好物であり、肉をおかずにワシワシとご飯を流し込む姿を見ると、「食費が掛かるなあ」と思う反面、やはり父親として嬉しく思います。

 

さて、そんな大食漢の二人の子供の胃袋を満足させるためには揚げ物が欠かせません。
料理は嫁が基本的に作るのですが、揚げ物だけははねる油が怖いということで、父親の担当となります。
子供たちに一番人気の揚げ物はもちろん”から揚げ”です。

 

私もから揚げは大好物ですが、結婚するまで揚げ物など作ったことがなく、最初はどうにも上手にできませんでした。
子供たちから不評なだけではなく、揚げ物を作ろうとしない嫁からもなじられる始末。
そうなると父親としてというよりも、男として一矢報いたくなる気持ちにさせられます。
そして試行錯誤すること数年、最近やっと、子供からもそして嫁からも絶賛されるから揚げが作れるようになったんです。

 

肝は三つ、1.下味、2.粉付け、3.揚げ方です。

 

この三つがうまくいけば、おいしいから揚げが作れることがわかりました。

 

まずは下味です

下味は醤油に酒、コショー、ニンニク、生姜といったところが一般的だと思いますが、今書いた素材だと下味はしっかり付きません。
必ず塩で鶏肉を揉む、その上で醤油や酒などで漬け込むことで、から揚げひとつひとつにしっかりとした味がつくんです。
塩で揉む工程を踏まないと、すべての味がぼやけてしまいます。

 

次に粉付けは、小麦粉と片栗粉のダブル使い。
最初に小麦粉をしっかりとまぶし、次に多めの片栗粉をまぶします。
そうすることで、衣が剥がれることなく、片栗粉ならではのカリッとした食感も楽しめることがわかりました。
小麦粉の衣は片栗粉に比べてやわらかく、子供は特に食べやすいようです。

 

最後は揚げ方です

鍋に油を入れてからガスを点火したら、どんどん鶏肉を入れてしまいます。
油が高温になる頃には、鶏の中までしっかり火が入るため、短時間で揚げられるので非常にジューシーに揚がります。

 

以上のように作ることで、今では家族から、から揚げ番長と呼ばれるようになり、噂を聞きつけた子供の友達まで食べに来ます。
から揚げ作りを研究することで、親父の沽券を守ることができました。
から揚げ番町、いい響きです。